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英語日記03:一人でできる英語日記のつけ方を具体的に説明
こんにちは、イムランです!
過去2回、
英語日記って何を書けばいいのか、
英語日記ってどう書けばいいのか
について説明しました。
今日は、一人でできる英語日記の付け方を具体的に説明したいと思います。
その前に、まずは簡単なおさらいです。
英語日記は何を書けばいいのか?この答えは覚えていますか?出来事ではなく、出来事に対する感想、気持ち、感情でしたね。英語日記を書いていて、一番よくないのが、日誌になってしまうことですよね。で、みなさんに書いてもらいたいのは、日誌ではなく、日記なんです。なので、自分が感じたこと、思ったこと、それを軸に英語日記というのもを書いてもらいたいと思います。
そして、次は順番についてしっかりと把握しておきましょう。英語日記はどういう順番で書くか。日本語の起承転結は英語ではIntroduction-Body-Conclusionというものになります
Introductionが出だし、答えとかです。Bodyは説明です。そしてConclusionが締めです。
で大事なのが、Bodyでちゃんと説明することなんですが、「説明」というのは、大きく分けて、5つのタイプがあります。
1)順番を説明する、2)エピソードを語る、3)例を挙げる、4)違いを説明する、5)凄さやしょぼさを説明する
これら5つを意識すれば、書くことが見えてきます。
そして今日は具体的にどうすればいいかと説明します。
まずは何日目か、日付、そしてタイトルです。
Day 1-July 1 (Wed), 2020-Great Day
日付の頭に、日記をつけ始めて何日目か、書いてください。これはとても大事です。例えば、10日目とかまで行くと、結構やったなっていうのが、わかりますよね。で、たまに先走って、先にPageだけどんどん書いちゃう人がいます。Day 2-July 2みたいな感じで。それはやめましょう。書いた日だけでいいです。英語日記は毎日やるといいですが、毎日やる必要はありません。もちろん、何かを習得するためには毎日やるのがいいですが、現代社会って忙しいんですよ。
仕事もあるし、家事もあるし、子供の面倒も見ないといけないし、リラックスタイムも必要だし。なので、毎日やる必要はありません。なるべく毎日やろうとして、できなかったら、まあそれはそれでOKみたいな感じで考えてください。
タイトルは実は難しいので、まずは簡単な決め事を作りましょう。タイトルはその日がどうだったか、3択にしましょう。
Great Day、Mediocre Day、Training Day。
慣れてきたら、Pasta Dayとか、そんな風にその日のメインの話をタイトルに持ってくるのが良いかもしれません。あえて、Dayをつけるのは、毎日に特別感を与えるためです。バレンタイン・デーとか、Xデーとか、とりあえずDayをつけておくと、特別感が出るので、オススメです。
Great Dayはその日、1つでもいいことがあれば、Great Dayとしましょう、
1つもいいことがなかったら、Mediocre Day。Mediocreは中くらいという意味です。そして大変なことがあった日はTraining Day、鍛錬した日としましょう。大変な日ではなく、例えばアホなやつの相手をするトレーニングをした日として考えてください。
こうすると、まずどういう感想、感情を書くのか決められますよね。そして、1つのことにフォーカスできるので、書くことが決められます。
そして、まず出だしです。Today was a great day. Today was a mediocre day. Today was my training day.のどれかで始めてください。そしたら、そう感じた理由となる1つのことについて説明が必要ですよね。
ここからが本番です。まずが日本語で書き出してください。
直接英語で書くと、わかる範囲内の英語で書くことになります。そうすると、思考の幅がめちゃくちゃ狭まるんです。だってわからないことは書けないじゃないですか。
例えば、お寿司は毎日食べても飽きない。って本当は言いたいとして、それを英語で書こうと思っても、「飽きない」って単語わからないから、英語に日記に書けないどころじゃなくて、直接英語で書こうとすると、「お寿司は毎日食べても飽きない。」という発想さえ出てこないですからね。I like sushi.で終わっちゃいます。
なので、誤解を恐れずに言うと、皆さんの英語のボキャブラリーが増えないのは、発想を今自分がわかる英語に留めているからなんです。まずは日本語で発想して、それを英語でどう言うのかな?って思うところから、ボキャブラリーって増えていくんですよ。
でも、皆さんがボキャブラリー増やそうと思うと、英単語の本を買ったりして、載っている英単語を覚えようとするじゃないですか。それは、120%何の意味もないですからね。なぜかというと、皆さんが話すことって、皆さんの中にあるのであって、外にはないですよ。だから、自分の中にある言葉、言いたい言葉を英語で何て言うんだろう?って考えないといけないのに、外に言いたいことを探しているようなもんなんですよ。
よくよく考えてみると、おかしいですよね。英単語の本を見て、自分の話したいことはないだろうか?って探しているんですよ。学習の順番が逆というか、あべこべですよね。
なので、話を戻すと、書くことは自分の中にあるので、それを日本語のまま発想してください。で、その日本語をLINE英語通訳を使って、英語にしてください。
LINE英語翻訳を使うのはちょっとしたコツがあります。長い文を入れると、ニュアンスが出づらいことがあるので、分けて入れてみてください。例えば、「お寿司は毎日食べても飽きない。」だったら、「お寿司は毎日食べても」と、「飽きない」ではなく、「飽きません」にして訳してもらってください。
こんな調子で、わからないものは調べてどんどん英語にしていきます。
できれば、75単語-150単語あるといいですね。
次のステップはそれをバイリンガルかネイティブに添削してもらうことです。
ここまでの作業、本当に大したことしていないですよね。でも、この1回分で多分、皆さんが今まで何ヶ月も勉強してできなかったことができるようになっているですよ。
何ができるようなっているか。自分の最近の出来事とそれに関する気持ちが説明できるようになっているんですよね。
今まで、どれくらい勉強してきたかわかりませんが、今までの勉強ではそれができるようにならなかったのに、今説明したことをちょっとやってもらったら、できるようになってるんですよ。
想像してみてください。それを例えば毎日30日間やったら、30日後には、話せることが30もあるんですよ。週3回でも、30日後には10個話せることがあるんです。
今まで勉強してきて、1つも話せるようになったことがないのに、30日後には10個もあるんです。
なんで今まで散々勉強してもできなかったことが、1日でできるようになり、30日後には10倍できるようになっているのか。
それは今までの勉強って、おそらく漠然と闇雲にやってきていると思うんですよ。とりあえず英文法を学ぶとか、英単語覚えるとか、リスニングやるとか。言うなれば、FBなんですね。
「ふわっと勉強」。
とにかく目的意識とかないまま、とりあえず勉強している。だから、バラバラに色んな英語が多分、知識としては頭のどこかにあるんです。
それを「英語日記」という枠組みを使って、「この話をする」という目的のために、「組み合わせる」ことで、今までできなかったことが、今まで漠然と持っていた知識が顕在化するというイメージです。
正しい英語学習って実はこれなんです。目的や課題があって、それに向けて、今持っている知識を組み合わせる。その繰り返しをすることが英語学習の味噌なんです。
さて、今日は一人でできる英語日記の付け方をご紹介しました。自分でできる人は自分でやってください。
まだできない人は、明日の動画で英語日記のネタのカテゴリーと僕のシンプルな日記のサンプルをお見せしますので、明日までお待ちください。
See you tomorrow.
Imran
コペル英会話という英会話スクールをやってます。
http://coper.biz/
ブルーフレイムという、英語セミナー、英語ツアー、大人向け留学サービス、親子留学、スキル習得留学
などをやっている会社もやっています。
http://www.blueflame.jp
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コラボや仕事の依頼も直接メールでお願いします。
imran@imran.jp
YouTubeでは「英語/英会話は意外と楽しい」と思っていただけるような動画を作っています。
英語発音と英語のリスニングを軸に英語のスピーキング、たま〜に英文法も教えたりします。
あと、英語の本を17冊出していて、教材もけっこうな数出していて、日本全国でセミナーやってます。セミナーは意外に少人数なので、ご都合がつく方はご参加ください。セミナーはYouTubeの動画レッスンほどはじけていないので、ご安心ください。もっと全然真面目にやっています。